1/4ページ目 「ランティス」 きゅっと服を握るのは、気付くようになった彼女からの合図。まだまだ不慣れな彼女なりの「大丈夫」の証。 そっと唇が重なった。 「ごめんね、まだ慣れなくて……」 「いや」 柔らかな髪を軽く撫で、耳元で甘く囁きかける。 「ヒカルは、一生懸命なところが可愛い」 「ランティス……」 熱気が伝わるくらい、光の頬は赤く染まった。 「……そっ、そういうこと言うの、恥ずかしくないのか?」 「恥ずかしくないな。こんなに可愛いヒカルが見れるなら」 そう返すと、彼女は更に赤くなって顔を彼の胸に埋めようとする。せっかくの可愛い姿を隠させないために、彼はまた唇を重ねた。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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