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僕は探し続けている
この胸の隙間に在ったはずの君の声
眩い光の影に溶け込んで
「誰もいない」と、無情に響く声

相変わらずだね 僕は独りさ
君は愛する人の傍に居て
綺麗な朝は君を迎えるかい？
安らいだ夜は君の手にある

僕の言葉にどの答えを選んでみても
優しい強い声

悲しい未来 見続けている
変えれない想いに陽射しを
眩暈の中 君が浮かんだ
頼りない記憶が悲しくて

まだ忘れてない
哀れな夢は君の歌声　

思い出せない語りを
巡り合えずに失くした
愛の言葉の真意に怯えた
僕は許されない

君の想いは些細に強欲
その全ては今 容易く叶うよ
僕は本当に小さい容器で
君の涙すら溢れてしまってた

僕の言葉に頷きながら 最後に笑い
見つめ合えたあの日

許しを請い 気づいた
初めて知る 愛の強さ

走る足音 まばらに響いて
躓いた後 笑って空を見る
暗い夜空を眺めて寄り添い
水の流れが時間を消していく

君の言葉に
僕の夢が重なる時の
明日には帰れない

静かに流れる 水は止まらない
君と離れて 激しく揺れだした
人は記憶を失くしてしまう
それでも思い出すよ

朝の光に眠りを求めた
僕たちの儚い若さを

忘れてしまうならば 何故
痛みは消えない

正しい君にはもう
確かな愛があるだろう…

僕はまだ 迷っているよ

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