終幕もう 呼吸すらしていない今に
しがみついて
報われるでもなく
明日には笑いたい とか
幸せと会いたい とか
改善を信じてやまない
そしてまた
命を削りに出掛けてゆく
神のてのひらで
僕らは踊ってる
罪の無い子供が
紅い華になって散る
神が気まぐれで
美しい夕日を見せる
どれほどの命で
あんなに紅く染まる?
まだ 姿を表してもいない明日に
すがりついて
愛されるわけもなく
夢から覚めたら楽園
神様の救いを待て
希望を信じきって
そしてまた
償えない罪を犯しに行く
神のいたずらで
僕らは唄ってる
まだ幼い命が
壊れた明日を叫ぶ
神が気まぐれで
僕らを救うという
もう遅いよ
僕らは
苦しみに慣れすぎてしまった
真実に気付いた
この絶望を
何て唄えば良いんだろう
幸せとかじゃなく
信じることもできない
こんな気持ちの行き場所など
なくていい
答えを探すのに
見付けると
すぐ手放す
掴める希望など
偽物だと知ってる
神のてのひらで
僕は唄ってる
死んでいった命と
終幕へ向かう世界を
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