きみの一日君を嫌う君が
仮面を上手に選ぶ
人を嫌う君は
目を閉じ 耳を塞いでうずくまる
手探りで生きることに疲れて
またため息
嵐と洪水が押し寄せるこの世界で
君を汚す君が
似合う仮面をつける
どんな仮面の下にも
変わらない君が居る
顔上げて生きることが怖い、と言った
愛と憎しみが混ざり合うこの世界で
切なさ残る朝焼けが
君を今日へと送り出す
「生き抜いておいで、全力で」
太陽が君に告げる
君を救う空気が
残されてない、と嘆く
どんな空の下でも
君は守られてるよ
うつむいたままでいい
小石に気をつけてね
だけど、綺麗な夕焼けは君と見たいな
優しさ照らす君の背が
今日の嵐を物語る
静かなため息と共に
涙が零れ落ちた
温もり残る夕暮れが
君を今日から救い出す
「よく頑張ったね、お疲れさま」
僕が君に言うから
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