現時点での自分の考えをアウトプットするためにもブログは便利ですよね。
今も昔も黒歴史製造器に成りかねないのは変わりませんが。
ども、アカパンダです。
今回は最近愛用してる【シータブラック(4C二角キャノン)】についての考察です。
デュエプレ第2弾、伝説の再誕がリリースされて環境が割と固まってきたので、環境に多いデッキの考察がてら使用理由を述べていきます。
・【クローシス(赤青黒)ボルコン】の復権
前期の1段環境ではデイガ(赤白黒)ボルコンに劣る印象を受けていましたが、今期からはまた使用者が増加しました。主な要因は下記のとおりでしょう。
サンプルレシピ
1.チャージャー呪文
特に赤《クリムゾン・チャージャー》、青《ブレイン・チャージャー》、黒《リバース・チャージャー》の3種類が優秀で、この3種を全て使える赤青黒と言う組み合わせはコントロールデッキにうってつけです。
また、4マナ域から6マナ域に飛べるのが非常に重要で、後述する《サウザンド・スピア》で《奇襲兵ブルレイザー》や《ペコタン》と言ったアグロデッキのアタッカーを1ターン早く全体除去出来るようになりました。
更に《リバース・チャージャー》においては、従来《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を3~4枚除去されると、赤青黒のカラーリングではデッキアウトでの勝利も、ドローソースを使用している関係上狙うことが難しいのですが、第一目標である「《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》をフィニッシャーに据えてコントロール仕切って勝つ」と言うコンセプトを遂行する重要な位置にあると考えられます。
2.《サウザンド・スピア》
デュエプレを良環境にしていると言っても過言ではないカードです。
このカードによって、アグロデッキの軽量クリーチャーのみならず、1弾環境での最強カード(当社比)《アクア・ハルカス》、《光輪の精霊ピカリエ》をまとめて除去する事が可能です。
パワー4000を超えると、コントロールデッキでは除去呪文以外での対処が難しいもので、カードアドバンテージを得るためには、《クエイク・ゲート》など先行前提カードに頼る必要が ありました。
そのため《暁の守護者ファル・イーガ》等は、「実質ボルメテウス」など表現されていたのですが、《サウザンド・スピア》の登場により大きく環境は変わりました。
《光輪の精霊ピカリエ》に居場所を奪われていた、《月光の守護者ディア・ノーク》や《ストーム・クローラー》等の4マナブロッカーは更に価値が増しています。
《光器ペトローバ》や《アストラル・リーフ》と同時にリリースする運営は、称賛に値すると思います。
3.《ロスト・ソウル》
1弾環境からリリースされていたカードではありますが、チャージャー呪文の登場によって更に使いやすくなりました。
高マナ域への速度が上がった事によって、【二角コントロール】では《二角の超人》の着地後にこのカードを通して勝つ試合が多数見受けられます。
特にコントロールデッキを使用する側からの視点では《二角の超人》と、《ミラージュ・マーメイド》は2~3回通ると絶望的ですが、《ロスト・ソウル》によって五分五分かそれ以上に持ち直す事が出来ます。(ハンデスには常にトップ解決が付きまとうので過信は出来ません。)
上記の点を踏まえて、欠点についても説明していきます。
1.チャージャー呪文を採用することによるシールド・トリガーの少なさ
アグロデッキに比べれば多い方ですが、【デイガボルコン】に比べれば少ないのは明らかです。
また、チャージャー呪文はマナコストが多く設定されているため、連打がしづらいと言う欠点もあります。
序盤に殴られ易くなっていることが、終盤に響いてくるようになっています。
2.ボードアドバンテージの介入に除去呪文に頼る必要がある。
《光輪の精霊ピカリエ》が如何に優秀だったのかと言う話になるのですが、採用できるブロッカーで殴り返しできるクリーチャーが《黒神竜ゾルヴェール》しか存在しません。
採用率の高い《ホーリー・スパーク》によって、シールドアドバンテージを取られる場合には殴り返しの可否が大きく影響していきます。
その他殴れる下級クリーチャーが存在しないため、《アクア・ハルカス》や《青銅の鎧》等のアドバンテージを得る事が出来るクリーチャーに無償で殴らせてしまう欠陥があります。
《狩猟魚》を採用することもできますがアドバンテージを得る手段を一切持たないカードのため、後手に回っている感じは否めません。
3.大型クリーチャーの連打は変わらず辛い
結局《二角の超人》はめっちゃキツイ。《ロスト・ソウル》が間に合えば良いが、相手もマナ加速していれば同速対決になるため、1マナ軽い《二角の超人》に軍配があがります。
パワー7000以上の召喚酔いの無い《ツインキャノン・ワイバーン》は特にキツく、進化クリーチャーに比べてコストパフォーマンスに優れるためどうしても後手に回る事になります。
仮に7マナでWブレイカーが殴ってきたときにシールド・トリガーがでなかった場合は、手札から《デーモン・ハンド》を使う事になりますが、次のターンは恐怖の8マナなので《ロスト・ソウル》が撃たれればシールド3枚以下で戦わなければならない状況に陥ります。
上記の欠点を的確に突くため、ボルコン相手には【シータミッドレンジ】が一番!と思い作成経緯に至ります。
1弾環境の【シータ(赤青緑)ミッドレンジ】はこの様な構築で終始形を変えながらも存在しましたが、2弾発売から使用者は急激に減りました。
《サウザンド・スピア》の存在と【青緑リーフ】の存在が大きく影響していると思います。
そのため、ボードアドバンテージを得るクリーチャーの採用は最小限に抑えつつ、マナ加速からの《ロスト・ソウル》に負けない速度を得ると言う目的から、
1.《ペコタン》ではなく、《ブレイン・チャージャー》を採用。
2.《アクアン》や《アストラル・リーフ》、《二角の超人》のアドバンテージを奪うために、《ロスト・ソウル》を採用する側に回る。
上記のコンセプトを加えて仕上がったレシピになっています。
勿論、従来の【シータミッドレンジ】に《レベリオン・クワキリ》を採用するのも良いと思います。
【シータミッドレンジ】と比べて、更に速度の速い【赤青アグロ】などに不利な点は変わりませんが、《サウザンド・スピア》の採用によって微不利程度には軽減出来ているかなと思います。
あとはこのデッキの欠陥を述べるとすれば、《守護聖天グレナ・ビューレ》が苦手です。
軽いので《アクア・サーファー》のバウンスでは抑えられない上倒せるクリーチャーが入っていません。
《パワー・チャージャー》でも入れようか考えるほどです。
自分で使ってても4Cは回すのが難しいですが、その分楽しさもあるので、手にとっていただけると幸いです。
ボルコンに関する考察の方が濃い気がしますが以上となります。